戦争を止めたかった昭和天皇メモ

昭和天皇は日独伊三国同盟には反対だった
近衛文麿天皇に近く、国民の期待も高かった
昭和天皇は自らの意思に反して戦争を拡大していった軍部に激怒
松岡洋右の外交は常軌を逸していた
→当初は日独伊+ソの四国同盟を夢想
独ソ戦が勃発すると対ソ参戦を主張した
・米「中国から撤兵を」陸相「やだ」
→近衛首相が政権を投げ出し東条首相誕生
満州事変以降、内閣がコロコロ変わる中、天皇だけが政治的な経験や情報を蓄積していった
・独断で外交政策を決める軍には、内閣との協調を求め続けた
天皇が考えを直接発言できたのは首相や大臣、陸海軍の首脳だけ
・御前会議での天皇の発言は止められていた(御前会議は国策を形式的に決定するだけ)
・しかし1941年9月6日の御前会議ではそのルールが破られた。平和を望む明治天皇の和歌を読んだのだ。
※2014年9月11日読売新聞より抜粋